だしパックは、忙しい現代人にとって手軽に美味しい料理を作るための強い味方です。

しかし、市販のだしパックの中には、無添加を謳っていても、実は添加物が含まれているものも少なくありません。
健康を意識する人にとって、添加物の多いだしパックは不安材料です。
そこで今回は、無添加・無塩のだしパックの選び方と注意点について解説していきます。

□だしパックの隠れ添加物に注意

無添加をうたっているだしパックでも、原材料表示をよく見ると、酵母エキスやたんぱく加水分解物などの添加物が含まれていることがあります。
これらの成分は、化学調味料に近い作用を持つため、無添加表示に惑わされず、原材料をしっかりと確認することが大切です。

1:酵母エキス

酵母エキスは、酵母を分解して得られるうま味成分です。
化学調味料と同様に、旨味を強く出す効果があり、食品にコクや風味を加えるために使用されます。

2:たんぱく加水分解物

たんぱく加水分解物は、小麦や肉などのタンパク質を分解して得られるアミノ酸混合物です。
うま味成分を豊富に含んでおり、調味料としてさまざまな食品に使われています。

3:その他の添加物

上記以外にも、調味料、香料、着色料などの添加物が含まれている場合があります。
これらの添加物は、食品の風味や保存性を高める効果がありますが、健康への影響が懸念される場合もあります。

□無添加・無塩の出汁パックの魅力と選び方

無添加・無塩のだしパックは、素材本来の旨味を最大限に引き出し、健康的な食生活をサポートします。
添加物が含まれていないため、素材の味をしっかりと味わえます。

当社では「飲むおだしパック 玉露」を販売しております。
このおだしは、濃厚な鰹節と香り高い昆布に、新潟県村上産の春摘み新茶を加えた上品な味わいのおだしとなっており、毎日の食卓を豊かに彩り、ほのかな甘さと清らかな風味で心を満たします。

しかし、無添加だからといって、すべてのだしパックが安全というわけではありません。

1:原材料表示の確認

無添加と表記されていても、原材料表示をよく確認することが大切です。
中には、食塩や砂糖などの調味料が添加されているものもあります。

2:出汁の種類

出汁の種類は、料理の種類によって使い分けましょう。

・かつお出汁：和食によく使われる、万能な出汁です。
・昆布出汁：旨味とコクが強く、煮物やスープに最適です。
・あご出汁：上品な風味とコクがあり、高級な出汁として知られています。
・鶏ガラ出汁：ラーメンやスープに最適です。

□まとめ

無添加・無塩のだしパックを選ぶ際は、原材料表示をしっかりと確認することが大切です。
添加物や調味料が含まれていないかをチェックしましょう。
素材本来の旨味を味わえる無添加・無塩のだしパックを賢く選んで、健康的な食生活を送りましょう。