夫婦でお鍋を楽しむ夜
冬休みに入って数日のこと、部活納めから戻ってきた息子が帰宅早々、今日はこれから、妹と祖母の家に泊まりに行くと言い出しました。
電車で10分ほどの距離に義実家へのお泊り。
祖母への連絡はもう済んでいて、許可をもらっているとのこと。
なんと段取りのよいことか。
しかも妹も連れて行ってくれるとは。
親の手がだいぶ離れてきていることを寂しく感じつつも、いつの間にか頼もしくなったものだと感心して、送り出しました。
家族でお鍋の予定だったのです。
鶏だしの帆立レモン鍋つゆを使って、鶏団子をいっぱい食べようと準備していました。
しかし、子ども達は居ない。
どうしたものか、お鍋はまた別日にしようかと思い巡らせましたが、久しぶりに夫婦水入らずでお鍋をつつくのも悪くないと思い立ち、せっせと鶏団子づくりに取り掛かりました。
人参とネギ、そして生姜をたっぷり入れて作るふわふわ鶏団子は、家族の評判も良く、我が家のお鍋には欠かせない具の一つです。
今回のお鍋でも鶏だしと帆立だしの旨みと、レモンの酸味が加わった爽やかな鍋つゆがギュッと鶏団子にしみ込んで、良い出来栄えです。
レモンの輪切りも飾って、シャキシャキで頂きたいレタスと水菜は後乗せにして。
見た目にも華やかなお鍋が出来上がりました。
酸味の効いたつゆとレタスの独特な風味の相性がとても良く、どんどん箸が進みます。
レシピではレタス1/2玉と書かれていましたが、結局1玉ペロっと食べてしまいました。
夫婦でゆっくりお鍋を食べるなんて、本当に何年ぶりでしょうか。
こんな日には、お酒も用意して、あれやこれやと子どもには聞かせられない夫婦の会話を楽しむ。
思いがけず、クリスマスプレゼントを貰ったような楽しい夜となりました。
ご馳走様です。
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qillilly さん