水出しでとっただしはどれくらい日持ちする?長く保存したい場合の方法もご紹介!
水出しでとっただしは、水出しならではの風味と手軽さで多くの方が毎日のお料理に活用しているのではないでしょうか。
活用している中で、便利だけれどもどれくらい日持ちするのだろうか、と疑問に感じる方もいらっしゃいますよね。
この記事では、水出しでとっただしの保存期間について解説します。
だしの定番素材である煮干しを使った水出しの方法もご紹介しますので、ぜひお読みください。
◻︎水出しでとっただしはどれくらい日持ちする?
煮出しでだしをとる場合より、水出しの場合は煮出しと比べると傷みやすいため、保存期間が短くなってしまう傾向にあります。
また、冷蔵の場合と冷凍の場合でも保存できる期間が異なるため、以下でそれぞれご紹介します。
*保存方法による賞味期限の違い
水出しでとっただしは、その風味の繊細さゆえに、保存方法によっては賞味期限が大きく変わります。
冷蔵保存の場合、おおよそ5~6日が限界ですが、2日程度で風味が衰え始めるので、できる限り早めに使用することを推奨します。
長く保存したい場合は、冷凍保存が有効です。
冷凍保存では、最長で1ヶ月程度の保存が可能ですが、こちらも風味の変化が起きるため、2週間以内の使用を心がけましょう。
*種類による賞味期限の差異
かつお節、昆布、煮干しといった多様な素材でだしを取ることがありますが、基本的に賞味期限に大きな差はありません。
ただし、かつお節のように香りが特徴的な素材は、その香りが飛ぶ前に早めに使用することをおすすめします。
◻︎煮干しで水出しを試してみよう
だしの定番素材の1つである煮干し。
水出しで煮干しだしをとる方法は非常にシンプルで、煮干しを水に浸して一晩置いておくだけで完成します。
それだけでも良いのですが、さらに風味を良くするために、以下の3つのポイントを考慮してみましょう。
1.煮干しの選び方
煮干しはその種類や品質によって、出るだしの風味が大きく変わります。
特に水出しでは、煮干し本来の風味がダイレクトに感じられるため、品質の良いものを選ぶことが重要です。
2.下処理の有無
煮干しの下処理をするかしないかで、出るだしの風味に違いが出ます。
手間に感じるかもしれませんが下処理をすることで、雑味を排除した繊細な味わいが楽しめるのです。
下処理をしなかった場合は、煮干し特有の力強い豪快な風味が感じられます。
3.料理への活用
水出しでとった煮干しだしは、その風味が繊細なため、和食だけでなく、洋食や中華料理にも幅広く活用できます。
特に、煮物やスープに使用すると、煮干しならではの風味が際立ちますよ。
◻︎まとめ
水出しでとっただしは、冷蔵で最大6日、冷凍で1ヶ月ほど日持ちします。
しかし、時間の経過とともにだしの風味は衰えてしまうので、できる限り早めに使いきった方がベターです。
当社ではだしパックや、ハンドドリップのだしなど幅広いバリエーションのだしを揃えております。
ぜひ、毎日の食卓を支える調味料の1つとしてご活用くださいませ。