娘と鯛めし
給食なしの半日授業の日、お腹を空かせて帰ってきた娘は台所でだし屋の炊き込みご飯の素“鯛めし”を発見するや否や、
「これって、あの美味しいやつでしょ!?」と嬉しそうに私のもとに走ってきました。
早く食べたい、いっぱい食べたいと鯛めしを抱えてお願いする娘。
大きな鯛の身と6種類の合わせだしがとっても美味しい鯛めしは、家族全員がそろう休日のお夕飯にしようと考えていたので、
どうしたものかと悩みましたが、2人で贅沢するのも悪くない。とちょっと特別なお昼ご飯とすることにしました。
幼稚園の頃にあった週に1度の半日保育。
半日保育の日の娘と2人のお昼ごはんは、ここ数年の当たり前の日常でした。
小学生になり、毎日が給食の生活になったことで母としての手間は減りましたが、この先娘と2人きりのお昼ご飯は数えるくらいしか無いのかもしれない、
ふとそんなふうに感じて、久しぶりの娘とのお昼ごはんに鯛めしを食べて贅沢しようと意気込んだわけです。
お父さんとお兄ちゃんには内緒ね、と娘とこっそり約束をして。
そうと決まればさっそく一緒に鯛めしを作ろうと、娘にお米を研いでもらうことに。
研いだお米を浸してしばらく待ったら、手順通りにだし汁と鯛の身を加えて炊くだけ。
簡単です。
炊いている間に大葉を刻んで、お味噌汁も用意しました。
大きな鯛の身は2合分のお米に対して十分な大きさ。
炊き立ての鯛めしを土鍋の底から混ぜる瞬間はとても胸が踊ります。
お焦げも出来ていて完璧です。
お友達のこと、学校のこと、あれこれ話しながらたくさんお代わりして、2人で満腹大満足。
またこっそり食べたいねと楽しい時間を過ごしました。
娘にとっては何でもないお母さんとのお昼ごはんなのでしょうが、私にとっては、特別で贅沢な鯛めしごはんの日となりました。
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qillilly さん