2022.01.31
私のお鍋の中
私は父に育てられました。
ご飯の記憶とゆーと父が4割
残りの6割は祖母です。
幼い頃の私には物足りないようなメニューで
友達の家に行くとグラタンや牛丼などと言ったオシャレなメニューで羨ましかったです。
農家だったのでお米や野菜は豊富でした。
毎日、煮物は食卓に並んでいて
『食材が変わっただけで同じやん』って
よく思ってました。笑
お鍋のフタを開けて覗いてはガッカリする毎日。
文句ばかり言ってたような…
それが大人になって子供ができて
気がつくと似たような物を作ってる。
旅行に行ったり、外食が続くと
ホッとするようなご飯が食べたくなり
頭に思い浮かぶごはんは
祖母が作ってたようなごはん。
炊き立てのご飯にお味噌汁
煮物があって、卵焼きがあって
魚があって…。
お鍋の中が祖母に似てきてて
私の料理のベースには
祖母がいるようです。
祖母の大根煮は
細かく丁寧に切られた野菜が色々入っていて
大根煮のような筑前煮のような…
今思えば、大雑把な祖母らしい料理だな…と。
私の大根煮は分厚く切ります。
前日からコトコト煮ます。
美味しいお出汁で何時間もゆっくり煮て
豚肉は食べる少し前に入れて
かたくならないようにしています。
寒い日には最高に美味しいひと皿です。
今回使用した商品はこちら
テリハニ さん